最高の働きがいをゼロからつくる方法【1.13】

秘伝書・エピソード1

〔秘伝書①〕「営業改革。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード1人類の祖先、木登り下手説 ~創意工夫はやがてみんなを豊かにする~」

  • 第二章.マネジメント基礎 外伝
  • 最高の働きがいをゼロからつくる方法 ~働きがいづくり★~【1.13】

しょんぼり職場

営業第一課は当初、働きやすさもやりがいも低い、しょんぼり職場でした。MNV保守とNAVi事業は、後ろ向きでいいことがない、誰がやってもうまくいかないと揶揄されました。残業時間や集団ストレス結果も関西支部内のワースト職場でした。

お片付けからスタート

日の当たらない事業にありがちな長年に渡る不適切運営が蔓延っていました。ゼロからではなくマイナスから、積年の課題のお片付けからのスタートでした。時間が掛かっても良い組織文化をつくること、日々の仕事が楽しいという状況を目指しました。

使命と夢を分かち合う

事業の生き残りを掛けて、働き方改革、戦い方改革、働きがいづくりを同時に進めました。 メンバーには、高い視点を持ってもらいます。チーム運営では、ビジョン、ミッション、価値観をすべての中心に据えます。大きな使命感と夢を分かち合います。

クレドカードも共有

メンバーが高い視座を持つには、戦略と戦術の共有が不可欠です。自分の仕事が戦略やビジョンにどう貢献しているかを理解し、仕事の意義や大義、意味合いを実感することで、強い働きがいを感じ、仕事への情熱も高まります。クレドカードも共有します。

みんながほほ笑む状態

営業第一課の仕事のやりがいは、自身の成長実感に加えて関係者の営業活動への貢献や事業領域拡大、業務委託先の労働環境改善など、みんながほほ笑む状態をつくることです。業務をプロジェクト化し、ありたい姿を描いたことで状況は一変しました。

教えあう、学びの場

メンバー同士の相互作用により、互いが限界を超えて成長し合い、高め合う文化が生まれます。自律的かつ連続的に成長し始めます。他のメンバーに教えることで最速でスキルアップします。小集団で教えあう、学びの場をつくることが働きがいを高めます。

高め合う文化の醸成

働きがいを高める運用を志向します。戦略の可視化と実行、モニタリングとフィードバック、認知と感謝、連帯感とコミュニケーション、人材採用と受け入れ、人材開発と人材評価、働きやすさなどの切り口で高め合う文化を醸成し、働きがいを高めました。

気持ちは自分で高める

働きやすさを高めることは働きがいを高めることに直結しませんが、働きやすさを高めることがメンバーの便益になるのであれば積極的に取り組みます。営業第一課は仕事中に時折イヤホンで音楽を聞くことを黙認します。自らの気持ちは自分で高めます。

  • to do 25働きがいを高めるために、大きな使命感と大きな夢を分かち合う。
  • to do 26働きがいを高めるために、小集団で教えあう、学びの場をつくる。

★reference「「最高の働きがい」をゼロからつくる方法」

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