会社の猫が放つ事業覚醒ノベル【1.49】

〔秘伝書①〕「営業改革。ビジネス思考の秘伝52則　エピソード１／人類の祖先、木登り下手説　～創意工夫はやがてみんなを豊かにする～」

宝くじ１等分の赤字

舞台は東京に本社、関西・中部圏に支部を持つＭＮＶトレイル社関西支部大阪南支社、毎年ジャンボ宝くじ１等分の赤字でクレーム対応ばかりのＭＮＶ保守事業（架空）です。201X年、要員半減、経験者半数のチームが営業第一課内に誕生しました。

184のアクションプランを実行し、プロジェクトマネジメントと透明性を愛した事業は、僅か５年で実質黒字化、顧客満足度98％超を成し遂げました。弱小職場の事業再生や事業覚醒に有効であった52則 to do 99が、あなたの様々な悩みを解決します。

改革は何かをやめて余白をつくらなければうまくいきません。360度全員から敵視されても古びた価値観を捨てるところから改革を始めます。クレームゼロ神話を捨て「クレームや不満の声を歓迎、標準サービスの向上」を価値観の中心に据えました。

運営を刷新します。改革に必要な主条件は、担い手、儲かる仕組み、未来に残る仕事化（ミッション＆ビジョン）、新しい価値観に合致した指標、透明な業務プロセス＆モニタリングシステムの５つです。各々、より少なく、しかしより良くを追求しました。

不振事業は人材確保に窮します。ひとつ優れた特長をつくります。錯覚力としてのデジタル化を推進します。デジタル化で業務プロセスを刷新し、ＡＩ導入へも備えます。未来ある仕事に人は集まります。節目節目で冊子をつくり、改革を加速させました。

鍵は顧客全件ＣＳアンケートです。改革は掛け声だけでなく、新しい価値観とデジタル化を推進するメッセージと施策をセットで示します。言葉の力も使います。ひどい真実を口にする覚悟、スローガン、フレームワーク、ネーミング、称号が後押ししました。

これらの答え（to do）はすべて「プロジェクトマネジメント秘伝書［事業再生編］ビジネス思考の秘伝52則 to do 99　エピソード３赤字から稼ぐへ～透明性を愛する、高くても売れるサービスづくり～」のなかにあります。読者の声が聞こえてきました。

「はッ！と気づき、はッ！とやる気、はッ！とした時には動いてる。ファンをつくる秘伝がここに！動かずにはいられない、自然に動きたくなるマネジメントを実体験をもとにシチュエーション紹介☆上司も！部下も！お客様も！あなたのファンに！？」

★reference「プロジェクトマネジメント秘伝書［事業再生編］ビジネス思考の秘伝52則　エピソード３／赤字から稼ぐへ　～透明性を愛する、高くても売れるサービスづくり～」