変化しているときに必ず覚える違和感とは​【1.06】

秘伝書・エピソード1

〔秘伝書①〕「営業改革。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード1人類の祖先、木登り下手説 ~創意工夫はやがてみんなを豊かにする~」

  • 第一章.観察力、行動力 外伝
  • 変化しているときに必ず覚える違和感とは ~行動力:変化に挑む★~​【1.06】

右手と左手を交互に

みなさん、右手と左手を交互に動かしたり、文字を書いてみてください。繊細に動かせるのはどちらか一方、利き手側だけです。同じ能力を持って生まれてきたのに慣れでこれだけ差がでます。もし、いま利き手を変えるとしたら、強烈な違和感があります。

必ず違和感を覚える

習慣を変えようとすると必ず違和感を覚えます。違和感を覚えて初めて自身が変化しています。そしてそのまま継続できるとその違和感はやがてなくなり、習慣化されます。早い段階で成果が表れる、良いことが起きれば、その変化を継続しやすくなります。

25人に1人、4%

話を聞いたり、ノウハウを得たときに実践する人は5人に1人、2割だそうです。残る8割は話を聞いただけ、学んだだけで満足し、実践せずに終わります。実践を継続できる人も5人に1人。つまり変化を実践し、継続できる人は25人に1人、4%です。

大人になるとできない

なぜか大人になると実践しなくなってしまいます。本来、人の脳は成功するようにやりたいことが達成できるようにできています。子供の時ほど多くのことを実践し、継続し、成功しました。難しい日本語も身につけ、自転車に乗れるようにもなりました。

私には向いてない

大人はそもそも始める人が2割です。せっかく実践しても2割の中の8割は途中で「私には向いてない」と挫折します。続けるコツは、途中結果が悪くとも何が足りないかの事実だけを確認し、私には向いてないというマイナスの解釈をしないことです。

理由は経験と慣れ

営業第一課では、大きな引っ越しを度々してきました。毎回、感心するのがとても短時間かつ怪我や書類紛失なく引越しできることです。理由のひとつは経験と慣れです。1回目より2回目、3回目、4回目、5回目と格段に対応力は上がっていきました。

急な崖が忍んでいる

事務所内のレイアウト変更や席替えも頻繁に行い、不安定にします。マインドセットを固定型から成長型へ変えるためです。昔のビジネス環境は、どこまでも平らな地平線とほとんど傾斜のない台地のようでした。今は傾斜が強くなり、急な崖も忍んでいます。

球体の上に立つ

組織を大きな球体とすると球体の中にいるような固定マインドセットは不安定です。球体の上に立ち、外を見渡し、坂道でも絶妙なバランスを取りながら変化し続ける成長マインドセットこそが安定です。全員が変化を実践し、継続する4%の人になります。

  • to do 11組織が違和感を覚える変化に挑戦し、違和感がなくなるまで続ける。
  • to do 12球体の上に立ち、絶妙なバランスを取るイメージで組織運営する。

★reference「4%の人になる ~変化を実践し、継続できる人は25人に1人~」

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