頭の使い方改革!蓄積型vs.創造型【1.26】

秘伝書・エピソード1

〔秘伝書①〕「営業改革。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード1人類の祖先、木登り下手説 ~創意工夫はやがてみんなを豊かにする~」

  • 第五章.リーダーの思考
  • 頭の使い方改革!蓄積型vs.創造型 〜若手チャレンジ活動~【1.26】

学生時代の暗記の延長

仕事上の頭の使い方は、蓄積型と創造型に大別できます。蓄積型とは先輩と同じ経験を積むことや顧客の御用聞きをすることです。学生時代にしていた暗記や記憶の延長です。市場が拡大していた古き良き時代は、蓄積型 × to do 管理が最も効率的でした。

個と組織の成長が連動

創造型とは、教えを乞わずに自分で学び、成果を生み出す頭の使い方です。前例なきことに挑む創造型は蓄積型と異なり、個人の成長と組織の成長が連動します。人口減少で市場が縮小する今、生産性向上や事業拡大を図るため、創造型の人材が重宝されます。

若手チャレンジ活動

何かに挑み続ける人、チャンスを掴み取る人の原動力は成功体験です。ネガティブな人にどれだけ「挑戦しよう」と声掛けしてもムダです。成功体験がないからです。若手チャレンジ活動は、成功体験を積むチャンスを提供することを目的に始まりました。

偽装成功体験でもいい

若手チャレンジ活動では年単位で成長を実感できる大粒なテーマに創造型の思考で取り組みます。20代は全員参加です。前例なきことに挑み、個人も組織も成長する成功体験を積み重ねました。偽装成功体験でも構いません。次こそは自力でやりきります。

怠惰な働き方も○

学習する組織への変革期はテーマを割り当てましたが、その後はエントリー制にしました。既に事業改革を成し遂げ、働き方の多様化も進んだためです。10年、20年後の自分に懺悔する勇気があるのなら、必須資格すら取らない怠惰な働き方も選べます。

蓄積型優位時代は終焉

昔は同じ会社で20〜30年、蓄積型で働けば勝ち組でした。しかし市場の縮小とジェンダー平等、共働き一般化、再雇用の延長、多様性の重視、AI化等により蓄積型優位の時代は終焉しました。それに気づき創造型、挑戦する働き方を選ぶ人を応援します。

自らの市場価値をUP

20代は創造型で会社も成長させつつ、自らの市場価値を高めます。みんなで会社を利用します。会社への依存度は極力減らします。40代以上には利己的にもチャレンジ活動の応援を勧めます。蓄積型を貫く人は経験が無価値化しないように祈りましょう。

根拠のない自信を持つ

挑戦しない、やらない理由を創造せず、根拠がなくても成功する自信を持ち、挑み続けます。給料は、やみくもに頑張った量ではなく、誰かが喜んだ量の対価です。創意工夫する人だけが新たな価値、喜びを提供できます。働き方を選ぶのはあなた自身です。

  • to do 51個人の市場価値を高める手助けをする(個と組織の成長が連動)
  • to do 52必須資格すら取らない、怠惰な働き方も受け入れてあげる。

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