〔秘伝書①〕「営業改革。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード1/人類の祖先、木登り下手説 ~創意工夫はやがてみんなを豊かにする~」
- 第二章.マネジメント基礎 外伝①
- 突然課長になった貴方への贈り物② ~マネジメントの基礎〜【1.07】
見通せますか
あなたは世の中の変化を、仕事を、率いる組織や人の前途を見通せますか。なかなか出口がイメージできない中、幸運にも組織づくりの王道に辿り着きました。定かな基礎と同じ価値観、成長マインドセットを持った集団、学習する組織を目指しました。
正しい努力の仕方
リーダーとしてどう考え、想いを伝え、振舞うかが組織づくりそのものです。なぜ学習する組織となり、どこを目指すかです。学習意欲さえあれば、個々のスキルはどうにでもなります。組織マネジメントの基礎を身に着け、正しい努力の仕方を習慣化します。
何度でも挑戦できる
完璧主義ではなく、完了主義を目指します。偽完璧主義者は最初の一歩を踏み出しません。決断から逃げます。挑戦する力や柔軟性を失います。自分たちは未熟であることを認め、学びを続けます。学習意欲さえあれば、間違いを許し、何度でも挑戦できます。
学びは集団に宿る
学びは集団に宿ります。集団学習をします。集団で知識を共有し、所見を出し合うことで学びの質は変化します。人の意見を取り入れることでより深い理解が得られます。思考や判断は、環境や人間関係に影響を受けます。限界は無意識につくられるものです。
自分もできるかも
身近な他者の成功に触れると自分もできるかもしれないと勇気が湧きます。古びた思考は捨てます。犠牲的な苦労した人ほどモノや思考を溜め込みます。モノも思考も必要最低限に絞ります。工夫で乗り越えた経験をつくり、不確実性への恐れをなくします。
決断力から高める
判断力の前に決断力から高めます。直面する課題解決に必要な知識と実践知を身に着けます。自らが新書等を数冊読み、経験と照らし合わせ、共有すべき考え方をA3用紙にまとめ、スキルアップ勉強会を開催します。人に教えるには10倍の理解が必要です。
成長のために投資対象
MNVトレイル社は、昇級が止まった人への研修は皆無です。投資対象から外れます。メンバーからは、久しぶりに研修を受けて楽しかったと好評です。自分が会社にとって育成の投資対象であることを実感できれば、モチベーションの向上につながります。
役立つマネジメント
毎年数個テーマを決め、手を変え品を変えて反復学習します。実践テーマは、コンプライアンス、長時間労働、顧客満足度、交渉、感動するサービス、言葉、謝罪、働きがい、影響力などです。本章では、組織づくりに役立つマネジメント基礎を紹介します。
- to do 13:最速でレベルアップするため、他人の意見を取り入れる場をつくる。
- to do 14:無意識につくる限界を超えるため、身近な成功に触れる場をつくる。
コメント