〔秘伝書③〕「不振事業の再生。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード3/赤字から稼ぐへ ~「高くても売れる」超優良サービスづくり~」
- 第二章.2年目のキセキ⑧
- 表彰されるってなんかうれしい ~MVPと新人王~【3.18】
頭の中の余白
私の趣味のひとつはジョギングです。毎週1〜2回、仕事終わりに大阪城周辺を走ります。ジョギング後には頭の中に余白が生まれ、前向きになれます。モヤモヤもなくなります。自分の機嫌は周りの人の力を借りずに自分自身でコントロールします。
メダル授与のうれしさ
専門チーム発足直後に開催されたマラソン大会に出場しました。当日、幸運にも10km男子・年代別順位で2位となりました。表彰式では、表彰状に加えて、メダルが授与されました。大人になってからもらったメダルのうれしさは想像以上でした。
当たり前ではない
この気持ちをメンバーにも味わってほしい。専門チームでは、数字に表れにくい貢献にも光を当てるメンバーアワードを毎年開催しています。やってもらって当たり前ではなく、感謝の気持ちを伝え合います。コメントとともに1票投じてMVPを決めます。
感謝はモチベーション
照れくさくて普段はなかなか言えない感謝の気持ちを仕組みで集め、目に見える形で伝えます。自分の仕事が正しく認知され、感謝されることはモチベーションを高め、働きがいを感じるうえでとても大切です。チームが個人を尊重し、尊敬している証です。
まったく足りない
現場仕事委託先に対しては、従前よりCS評価制度を運用しており、年度末に上位3社を表彰していました。しかし、これではまったく足りていません。技能選手権の復活を企画し、次年度以降、世界陸上と同じ年、隔年で開催することを予算化しました。
新人も表彰したい
三部門で競う技能選手権に出場する選手は、中核を担う若手です。総合得点上位3名、部門別得点1位3名、合計6名を表彰します。保守事業を職業として選んでくれた新人サービス員も表彰したい。そこで毎年の最強新人を競う新人王制度も創設しました。
感謝のコメントは金メダル
個人を表彰する際は、メンバーであれサービス員であれ、名前入りのメダルを手渡しします。メンバー向けのMVP制度のメダルは最優秀者1名分ですが、感謝のコメントが書かれた丸い投票用紙はメンバーの数だけあります。これも立派な金メダルです。
ありがとうでES向上
専門チームでは仕事で言われると嬉しい褒め言葉を共有しています。日常の中で感謝の気持ちを伝え合うことが理想です。事業理念に立ち戻ります。顧客からのありがとうの回数は、従業員満足度の向上にも繋がります。ありがとうで溢れる職場を目指します。
- to do 35:メンバーアワードや技能選手権を開催し、名入りメダルを授与する。
- to do 36:一日10回ありがとうを言う。
コメント