- 第四章 4年目のキセキ⑥
- 学びは最高の時短術 ~相互啓発ポータルサイトという高速道路~【3.34】
楽をすることは美徳
藤田口さんは、楽をすることは美徳であることを体現する申し子です。私も楽をしたいので色々な考え方を学んでいます。車で遠出旅行するときに目的地の近くまで高速道路を利用するのと同じです。先人の知恵を学ぶことは高速道路のルートを探すことです。
ずっと下道を走るの?
まったくの自己流で仕事するということは、ずっと下道を走るようなものです。自分だけの道を見つけるのも楽しいですが、最速で目的地近くまで行って、目的地の近くで自分だけの道を見つけたほうが効率的であり、後に続く人への貢献度も高くなります。
本を読まないから忙しい
「忙しくて本を読む時間がない」は逆で「本を読まないから、学ばないからいつまでたっても忙しい」が正解です。メンバーには、学びが最高の時短術という経験をできるだけ早く積んでもらいます。そのためにスキルアップ勉強会を開催し実践応援します。
1つピンとくればラッキー
読書も勉強会も全部理解しようとする完璧主義の人ほどつまずきます。1つピンとくればラッキーくらいに考えます。実際にピンときたものをやってみます。やってみないとわからないです。アウトプットするためのインプットということを忘れないことです。
毎年テーマを決めて
専門チームでは直面している課題の解決に向けて、毎年2〜3個の基盤強化テーマを決めてレベルアップをし続けました。実践テーマは、コンプライアンス、長時間労働、顧客満足度、交渉力、感動するサービス、言葉の定義、謝罪、働きがいなどです。
社外研修にも積極派遣
社外研修は、従前は保守技能系に限定していました。4年目以降はプログラミングやWebデザイン、イラストレーター、動画編集などデジタル技術の習得を目的とした社外研修にも積極的に派遣しました。もちろんすぐに何らかのアウトプットを求めます。
ベテランと思ったら終わり
成長の鍵を握るのは意識の部分であり、自分は未熟だと思い続けることができるかどうかです。自分のことをベテランだ、完熟したと思った瞬間に成長は止まり、老いが加速します。組織も自分たちは未熟だと思い続けられるかが成長し続ける必要条件です。
ポータルサイト立ち上げ
勉強会に他課所のメンバーも受け入れることで、学習する組織の認知度も徐々にあがりました。5年目には高速道路となる「相互啓発ポータルサイト」を自ら立ち上げ、管理人となりました。50回目の勉強会はWeb受付からの開催依頼により実現しました。
- to do 65:ピンときたら使う。(インプットはアウトプットするために行う)
- to do 66:ポータルサイトを創設し、管理人となり、デジタル化を先導する。
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