自分で仕事を創れる人になる【3.47】

秘伝書・エピソード3

〔秘伝書③〕「不振事業の再生。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード3/赤字から稼ぐへ ~「高くても売れる」超優良サービスづくり~」

  • 第六章.5年間のキセキ③
  • 自分で仕事を創れる人になる ~小さなTryの積み重ね~【3.47】

仕事をつくれれば・・・

自分で課題設定し、一から考えて、つくった仕事こそが価値のある仕事です。与えられた仕事しかしていない人は、仕事を与えられない限り何もできずに終わってしまいます。仕事をつくることができれば、どこの部署へ行っても同じ価値の仕事ができます。

接点を探す

デジタル化が進展する中、人材の重要性はますます高まります。新しい価値を創造できるのは人間だけだからです。自分のやりたい仕事と周りから求められる作業の接点を探すことが大事です。小さなリスクは恐れず、小さな挑戦を無限に積み重ねていきます。

エントリーゼロなら中止

前年度までは、20代にはビジョンアクションプランと連動したチャレンジ課題を割り当てOJTしていました。今回はエントリー制にし、エントリーゼロなら中止のルールです。結果、大半の若手は課題名をエントリーし、半数は企画案を提出しました。

子供の時ほどすぐ実践

エントリーできないメンバーがいます。本来、人間の脳は、やりたいことができるようにできています。例えば私たちは自転車に乗れるようになりました。子供の時ほど多くのことをすぐに実践し継続し成功しましたが、大人になるとそれができなくなります。

不安の多くは手放せる

起こるかどうかも分からない不安を自ら作り出し、動けなくなります。始める前から挫折してしまいます。せっかく実践しても、途中で「自分には向いてない」というマイナスの解釈をして挫折します。考え方や行動を変えることで不安の多くは手放せます。

謝る相手は未来の自分

「忙しくて企画案はつくれませんでした」と謝るメンバーに言葉を掛けました。「謝る相手は未来の自分。昇級が止まるまでは仕事の質×量は増え続け、今が一番余力がある。これからも忙しいことを理由に自らの成長のチャンスを潰し続けることになる。

働き方改革に騙されない

表面的な働き方改革に騙されてはいけない。単純作業の残業は成長に繋がらないが創造的な仕事は別。いま創造的な仕事にどれだけ時間を費やしたかで将来の市場価値は大きく変わってくる。時間を無駄にしたと気づいたとき、大きな後悔が待っている」

情熱を時間で表さない

これまでも仕事への情熱は労働時間の長さではなく、創意工夫の量で示してほしいと言い続けてきました。結果として半数もの若手はアクションプランにないチャレンジ課題を設定し、企画案をつくってきました。自分で仕事を創れる人になりました。

  • to do 91:消極的な人には「デタラメでも良い」と言う。(不安を手放させる)
  • to do 92:単純作業の夜残業はやらさない。創造的な仕事は好きにやらせる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました