〔秘伝書①〕「営業改革。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード1/人類の祖先、木登り下手説 ~創意工夫はやがてみんなを豊かにする~」
- 第五章.リーダーの思考⑨
- サンタクロースは見ている ~ユニークなアイデアマンvs.育成手腕~ 【1.31】
二週間後に昇級面談
リフレッシュ休暇で都内ホテルに一週間滞在中、上司の臼部支社長からメールが来ました。二週間後に支社長級の昇級面談試験があるから受けてという内容でした。一年後に課長職を外れる年齢で、セカンドキャリアの準備を始めており、戸惑いました。
思いがけない言葉が
パートナーに相談すると「夫が会社から評価されているのは嬉しいこと」と思いがけない言葉が返ってきました。形だけではなく自然体で臨み、さらに複数のメンバーが同時期に昇級面談を受けるのでメンバーをPRする機会に利用しようと決めました。
インタビューのような
面接当日、思わぬトラブルもありましたが、不思議な感覚で持ち時間の20分が終わりました。普段着のせいか、昇級欲がなくて評価される感覚がなかったせいか分かりませんが、自分史上一番緊張せず、インタビューを受けているような楽しい時間でした。
将来をイメージできず
二か月後、臼部支社長から合格の連絡がありました。当時はパートナーが大病を患い入院中で、不安定な状態でした。周囲の協力と希望もあり、リモートワーク中心で課長職を続けていました。支社長級の資格を得ても将来をイメージできませんでした。
元上司からのメール
ユニークなアイデアマンという称号をくれた元上司からメールがありました。「昇級おめでとう。今回の昇級は課長としてのマネジメント、とりわけ部下のモチベーションアップと育成に重点を置いた指導と成果が評価されたことが大きいのではないか。
小鹿君の持ち味≒
当社を取り巻く環境が一段と大きく変化している中、ビジョンで掲げた○○等において小鹿君の持ち味(≒「ユニークなアイデアマン」)を発揮する場面はさらに多くなるでしょう。今後一層の活躍を大いに期待しています」という内容でした。
有名人ですよ
人事広報部の方と話す機会があり、いつ支社長級昇級チャレンジが決まったのかを聞きました。答えはわかりませんでした。しかし「小鹿さん、人事広報部では有名人ですよ」とのことでした。振り返れば、良い事も悪い事も心当たりは数え切れません。
メンバーが念願の昇級
キャリア採用枠?事業改革実績?昇級理由は結局わかりません。嬉しいことにメンバー2名が念願の昇級を果たしました。多くのメンバーが輝くのならば、もう少し会社に残り、次世代課長として次のステージでも創意工夫しようとやんわり決めました。
- to do 61:面接では評価される感覚を消し去る。(楽しいインタビューになる)
- to do 62:人事は見ている、油断しない。(次世代○○を探している)
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