余力があると出会いが増える【3.38】

秘伝書・エピソード3

〔秘伝書③〕「不振事業の再生。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード3/赤字から稼ぐへ ~「高くても売れる」超優良サービスづくり~」

  • 第五章.5年目のキセキ②
  • 余力があると出会いが増える ~脱!よろしくお願いします~【3.38】

余力があると出会える

プロジェクトを取り巻く環境は絶えず変化します。私は学び癖がついているので、何か新しいことを始めても忙しくなりません。学びは最高の時短術です。学べば学ぶほど暇ができます。暇とは余力のことです。余力があると出会いが増えます。

暇だなニャー

私の口癖は「今日も暇だなぁ」です。暇をアピールすると色々な相談が持ち掛けられ、いい仕事も舞い込みます。「忙しい」を連呼すると色々なチャンスを逃がしてしまいます。個人としても組織としても成長スピードが遅くなってしまいます。

ビジネスは困りごとの解決

ビジネスの基本は相手の困りごとを解決するか、いままで価値がなかったものに価値をつけるかのどちらかです。自分が困っていることを分かりやすく相手に伝える能力も必要です。良縁が生まれれば、取引先のビジネス拡大にも繋がります。

自分をバカと思える謙虚さ

人が寄ってきやすい隙をつくります。「バカだなぁ」「しょうがないなぁ」と感じると人は何かをしてあげたくなります。「自分は頭がいい」と思っている人は危険です。自分をバカだと思える知的謙虚さを持って学び続けられる人は将来有望です。

取引きにはムードが必要

他社の飛び込み営業や定型的な挨拶も大歓迎です。「お忙しいところありがとうございます」のひと言に「私、暇なんで大丈夫です」と満面の笑顔で答えます。大きな取引きをするにはムードも必要です。付き合ってもいいムードがつくれるかどうかです。

幸せは巡り廻るもの

コールセンターシステム機能も挨拶が起点で導入に繋がりました。伝える力と聞き出す力です。ほしい機能を言葉にできれば、ほぼ見つかります。採用できない商品の売り込み時は自分であればどう売るかをアドバイスします。幸せは巡り廻るものです。

常套句は使わない

商談の終わりで「よろしくお願いします」などの常套句は絶対に使いません。何も考えなくても使える万能で楽な言葉ですが、角度を変えると相手に何も受け取ってもらえないもったいない言葉です。メールも同じです。文頭と文末に常套句は使いません。

相手の表情が変わる

商談の終わりには「検討結果のご連絡をお待ちしております」や「次回、提案を持ってきますのでご期待ください」と具体的に言います。相手の表情が変わります。相手には望んでいる行動を起こしてもらいやすく、自分は次の行動を起こしやすくなります。

  • to do 73:スキ(隙)を見せるために「今日も暇だなぁ」を口癖にする。
  • to do 74:商談は「よろしくお願いします」以外の言葉でどう締めるか考える。

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