〔秘伝書④〕「社会奉仕。エピソード4/ビジネス思考でUPDATEする、僕らの街の未来 東海市アップデート宣言 ~言葉より「行動」を。口先より「成果」を~」
- 第一章.【原点】「志」の源泉④
- 街の未来を実験しよう。市民が主役のプロジェクトを生む「東海クロス・ラボ」【4.04】
社会奉仕の拠点
妻の闘病を支えてくれた社会福祉協議会への、一過性の寄付だけでは足りない。本当に提供すべきは、30年間ビジネスで培った「プロジェクトを成功させる力」ではないか。そんな想いから、妻の誕生日に、私の社会奉仕の拠点となる団体を立ち上げた。
「実践者」だけ
その名は「東海クロス・ラボ」。市民、企業、行政、学生など、様々な立場の人々が「クロス」し、化学反応を起こす「実験室(ラボ)」だ。ここには評論家はいない。いるのは、街を良くしたいという情熱を持った、市民という名の「実践者」だけだ。
徹底的に伴走する
このラボの使命は、市民の「こうなったら良いな」というアイデアを、具体的なプロジェクトへと育てる「社会課題解決の支援組織」となることだ。アイデアは、実行されなければ1円の価値もない。ビジネスの手法で、実現までを徹底的に伴走する。
地域の課題を探求
例えば、高校生が地域の課題を探求し、解決策をプレゼンする授業。私たちは、そこにビジネスの視点でメンタリングを行い、企画を磨き上げ、アイデアが実現可能な事業計画へと変わる。これこそが、東海クロス・ラボが提供する価値の一つの形だ。
MentorPro構想の
この活動の根底には、私のライフワークであるMentorProの哲学が流れている。人の持つ知見やスキルを、組織の壁を越えて共有し、社会全体の資産としていく考え方だ。東海クロス・ラボは、その思想を地域で実践するための、生きた実験場なのだ。
価値を共創するハブ
ラボは、単なる会議室ではない。熱意ある市民、課題を抱えるNPO、地域貢献を目指す企業、そして未来を担う学生が出会い、新たな価値を共創する「ハブ」となる。今まで交わることのなかった点と点が繋がり、新しいまちづくりの線が生まれる。
新しい形のシンクタンク
そして、私が議員になることで、このラボの可能性は無限に広がる。ラボで生まれたプロジェクトを行政と直接繋ぎ、市の公式事業や予算へと昇華させるのだ。東海クロス・ラボは、いわば「市民が政策を立案する、新しい形のシンクタンク」となる。
触媒であり続けたい
ラボは、社会福祉協議会に登録した。私の今後の行動で、妻の生きた意味も変わる。妻の生きた証を、東海市の未来を創るという形で刻みたい。この実験室から、東海市の未来を変えるプロジェクトが、次々と生まれる。私は、その触媒であり続けたい。
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