〔秘伝書③〕「不振事業の再生。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード3/赤字から稼ぐへ ~「高くても売れる」超優良サービスづくり~」
- 第六章.5年間のキセキ⑧
- 創意工夫と挑戦と感謝 〜優秀な人たちがそこにはいた~【3.52】
心が揺さぶられる物語
実力をうまく発揮できない人、コミュニケーションがうまく取れない人、色々なものをあきらめた人、経験や実績がない人、そして少数のMNV保守業務経験者が、6年前、営業第一課に集結しました。そこから、心が揺さぶられる物語が始まりました。
バトンは引き継がれた
先人たちが20年に渡って築き上げたMNV保守事業のバトンは、MNV保守専門チームに引き継がれました。定常業務を10年間の仮想プロジェクトと見立て、ビジネス思考×プロジェクトマネジメントの力を注ぎ込んだことで、新たな未来に繋がりました。
失敗はつきもの
使命感から生まれる犠牲的な頑張りに依存することをやめました。二者択一の決断を迫られた時は必ず困難な方を選択しました。失敗はつきものです。失敗してもそこから何度も立ち上がり、コンプライアンスを武器まで高めたことで流れは変わりました。
優秀な人たちがそこにいた
僅か5年で赤字体質を根本から解消しました。黒字体質な事業を構築するための中長期視点に立った数々の改革を成し遂げられたのは、私が特別優秀だったからではありません。私よりも優秀でMNV保守事業を大切に想う人たちがそこにはいました。
唇をかんだ経験
業務委託会社の方々も含め、それぞれが失敗をし、挫折をし、悔しい思いをし、唇をかんだ経験が生かされました。MNV保守チームの今の精一杯の価値観でMNV保守チームという人格の軸を決め、すべての関係者の満足を実現するビジョンを掲げました。
絶対的なプライドを貫く
MNV保守チームは、全員に好かれようなどと思い上がらずに自分自身に対して絶対的なプライドを貫き続けたことで本当の意味でみんなに喜ばれる人格を持つことができました。未来が変わればまた新たな軸を決め、その先の未来に繋げていきます。
再現性のある奇跡へ
MNV保守チームのみんなが「赤字から稼ぐ」のスローガンのもと同じ方向に進み続け、正しい努力と創意工夫、新たな挑戦をし続けられれば、ビジネス思考×プロジェクトマネジメントの力が再現性のある奇跡を新たにもたらすことを確信しています。
透明性を愛する
最後に、歴代の関西支部長および各支社長、MNV保守事業改革を時に厳しく、いつも優しく見守っていただきありがとうございました。MNV保守専門チームならびに社内外の関係者のみなさん、透明性を愛する道を選んでくれてありがとうございました。
- to do 99:なによりも透明性を愛する。
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