〔秘伝書②〕「営業改革。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード2/売れっこないもの売ってみた ~ダメそうなこと+だからいい~」
- 第三章.未完成のキセキ⑦
- 夢なき者、目標なき者にキセキなし 〜夢とビジョンを語る術~【2.39】
宣言に引き寄せられる
たくさんの人が奇跡は起こると信じ、起こしたい奇跡が鮮明にイメージ出来たとき、奇跡は起きます。イメージした奇跡は、プロジェクトのビジョンや活動計画、基本方針、スローガン、宣言文に引き寄せられるかのように、少しずつ近づいてきました。
小さな奇跡を掴む
ついにこれまで大きな奇跡は掴めませんでしたが、チームNAViは一丸となり、確かな軌跡と小さな奇跡を掴むことができました。この先何があっても不思議はありません。いつの日か、数々の未完成の軌跡が結実する奇跡が起きるかもしれません。
ムードは計算でつくる
人を惹きつけるのに実績や実力はいりません。一緒に仕事をしてもいいかなというムードがつくれるかどうかです。プロジェクトを進めるのにもムードが必要です。ムードは計算してつくります。夢とビジョンを語り続け、現実を少しずつ夢に近づけます。
未来を語るリーダー
目の前にない未来を語るのがリーダーの役目です。ピンチさえも「キター!チャンス」の精神でポジティブな未来を語ります。顧客や仲間が喜ぶこと、綺麗ごとを本気で信じ、現実のものとし続けます。思いつきを大切にし、その都度、紙に書き出します。
書き出しは夢の第一歩
書けないものは実現しません。紙に書き出すことは、夢やビジョンの具現化の第一歩です。他人が気づかない問題に気づき、他人が思いつかないことを思いつくために、観察力と想像力を磨きます。目標設定の数が多いほど、観察力と想像力は磨かれます。
夢は語るほど鮮明に
自分だけではなく、周りの人の観察力と想像力も醸成することで、組織は活性化します。未来にどうありたいかを起点にマネジメントします。目標を示し、誰ひとり取り残さず、みんなが目標に辿り着くまで語り掛けます。夢は語るほどに鮮明になります。
楽しく仕事をする
中途半端な気持ちからキセキは生まれません。自分の考え、思いを形にするためにはたくさんの障害があります。リーダーは楽しくないとやってられません。リーダーが楽しく仕事をすることが、良いムードを生みます。楽しいから新しい価値が生まれます。
夢なき者、目標なき者
夢なき者、目標なき者の観察力は磨かれません。観察力なき者の想像力は磨かれません。想像力なき者の行動力は磨かれません。行動力なき者からは絶対にキセキは生まれません。ゆえに、夢なき者、目標なき者にキセキ(軌跡、奇跡)は生まれません。
- to do 77:一緒に仕事がしたくなるムードづくりのために、夢を語り続ける。
- to do 78:一緒に仕事がしたくなるムードづくりのために、楽しく仕事する。
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