〔秘伝書⑤〕「スタートアップ。ビジネス思考の秘伝52則 エピソードS/思いやりは最強の武器説(フェーズⅠ:~20X6年3月) ~制約を創造の力に変える~」
- 第二章.シンカ/すごいプロジェクトミーティング⑪
- ♯10PJMTG/現状維持バイアス打破と現場主導 ~リレーコンサル~【5.20】
本稿は20X4年11月7日に開催した第10回PJMTGの冒頭挨拶の内容です。
ManaviTra外伝
8月のイベント開催に続き、前回PJMTGで頭出ししたManaviTra外伝の新企画が始まります。きっかけは、10/7に行なった「MT+P」PJのPMOでもあるCEOらへの上期活動報告です。大半は未来の話、アライアンスやMKTG戦略、DX人材の話でした。
構想2時間
各種ITツールの現業務へのトライアル導入計画の話の流れの中で、全社DXの先導を託されました。提案書は、構想2時間、FD1時間、タイピング1時間、スピード重視です。10/22のBoard MeetingでDX推進によるより良い働き方について議論しました。
3つの提案
提案は3つ。IT化・DXが遅れている業務の改善・改革を外部戦力を使って行う「DX対象業務調査・実践スキームづくり」、基盤整備としての「横串をさしたITツールの導入」、これら推進に加えて一体感醸成とDX人材発掘も狙う「横断組織の設置」です。
メリハリ
折角の提案が埋もれないように、レイアウトは既存文書ではなく、メリハリを出します。加えて「本当に必要で利益も生み出す」「現場でうまく回せる」「理念と合っている」という、財務的視点、実現可能性、経営理念との整合性は、絶対に押さえます。
保留と応援
協力理由は2つ。O&M部のプレゼンス向上と「MT+P」PJの加速に必要な予算獲得です。Board Meetingの審判は「全社活動は保留。O&M部の活動は応援する」でした。脳を使わず、記憶からパッと判断されました。大人は記憶が増え過ぎ、頼り過ぎます。
奇跡のような軌跡
O&M部は記憶に頼らず、変化を恐れません。未来思考が創造する将来はポジティブで明るい未来です。ビジネスモデルもコピーせずに創造し、差別化ではなく独自化を志向します。すべてが奇跡かのような軌跡を残します。未熟なことより、完熟を恐れます。
リレーション
各種ITツール出現とベンダーSEリレーションコンサルの全社展開を見据え、情報分析、RT進捗管理(dsbd・Signage)、動画マニュアル、VAアシスタント、リモート中継等を進めます。見せ場は、脱!丸投げコンサルとO&M第二Gの動画づくりです。
DXの秘訣は
4月からは、O&M第二Gが、ManaviTraの主管機能を担います。O&M部のDX・外販推進統括役として最低1名の適材要員追加が前提です。O&M第一GはManaviTraの現場部署の重責を担います。DXの秘訣は現状維持バイアス打破と現場主導です。
- to do 39:記憶のみでパッと判断するのではなく、未来思考で脳を使って判断する。
- to do 40:DXの秘訣は現場主導と肝に銘じ、機動力ある現場の協力を得る。
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