♯11PJMTG/KDD経営の進化とBB化の勧め【5.21】

秘伝書・エピソードS

〔秘伝書⑤〕「スタートアップ。ビジネス思考の秘伝52則 エピソードS/思いやりは最強の武器説(フェーズⅠ:~20X6年3月) ~制約を創造の力に変える~」

  • 第二章.シンカ/すごいプロジェクトミーティング
  • ♯11PJMTG/KDD経営の進化とBB化の勧め ~自走者だけが勝つ~【5.21】

    本稿は20X4年11月28日に開催した第11回PJMTGの冒頭挨拶の内容です。

自分は正しい?

会議中の発言は相談と提案を主とすると会議の満足度は高まりました。うまくいっている時こそ「自分は正しいことをしているか」自問します。PJの一番の成果物は人です。どこに行っても同じ価値の仕事ができるか。一部メンバーは取り残されそうです。

役割を言語化

言語化をキーワードにPJ関係者の役割を定義します。経営層は、ビジョンを言語化します。リーダーは、作戦やメンバーが行うアクションを言語化します。メンバーは、日々のコミュニケーションを言語化します。プロ野球を例に機能する組織を考えます。

世界一の球団

ソフトバンクホークスのオーナーは「世界一の球団をつくる」ビジョンを掲げ、ゼネラルマネジャー(GM)は試合時の最高責任者の監督も含むチーム全体のまとめ役として舵取りをし、監督は選手に作戦のサインを出し、選手はサインを元にプレイします。

監督は誰?

MT+P PJの監督は誰ですか。それはPJリーダーです。オーナーはPMO、GMはPJマネジャー、選手は挑戦することを選んだKPです。監督は、チームプレーの精度や個々の能力を高める指導をし、試合に勝つ作戦を考え、サインを出し続ける責任があります。

スキルと知識

選手はサインの意図を考え、プレイします。バンドのサインなら、その作戦の範囲でどこにどんな強さの打球を転がすか工夫します。試合中に細かな指示を求めるのは禁じ手です。伸びる人は、今のスキルや知識でまずは自走し、後で助言を求めます。

度胸と胆力

他者に依存し、自走できない理由は、本を正すと度胸や胆力が足りないからです。スキルや知識を増やしてからやろうと先延ばしにします。慢性的な小さなストレスを選び、瞬間的な大きなストレスから逃げます。成果を出す人の共通点は度胸があることです。

BビビりとBバカ

度胸がある人は希少価値が高いだけでなく、怖いものが減り、生きやすくなります。IT化でKKD(勘・経験・度胸)経営が進化した今も、必要な資質は度胸です。度胸をつけるには、ビビりながら免疫をつけるかバカになるかです。判断せずに決断します。

度胸満点

O&M部はこの一年、度胸満点でした。O&M第一Gオフィス緑化・5チームの3グループ化・派遣社員の正社員化、ManaviTra PJ発足、DXイベント主催、O&M第二G組織再編・処遇適正化、卓球台購入、全社DX業務調査先導、X宣言など唯一無二です。

  • to do 41作戦とメンバーのアクションの言語化は、リーダーの責任と心得る。
  • to do 42まずは、今のスキルや知識でやってみる「自走型組織」をつくる。

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