〔秘伝書⑤〕「スタートアップ。ビジネス思考の秘伝52則 エピソードS/思いやりは最強の武器説(第一幕:~20X5年12月) ~制約を創造の力に変えていく~」
- 第三章.実践/達成状況を示すメルクマール⑧
- 自前主義の壁を壊せ。未来はバディとの共創にある 〜ManaviTraバディ~【5.32】
業界全体が沈没
O&M業界の「2025年の崖」という巨大な壁は、もはや一企業の努力で乗り越えられるものではありません。旧来の自前主義に固執し、技術やデータを抱え込んだままでは、業界全体が沈没するという強い危機感が、私たちの出発点です。
囲い込みが当たり前
これまでは、技術やデータは囲い込むのが当たり前でした。しかし、その結果が今の技術承継の危機と担い手不足に繋がりました。自社のリソースだけでDXを進めようとしても、スピードもスケールも限界があります。まさにレガシーシステムの呪縛です。
開かれた共創の海へ
今こそ、その壁を打ち破る時です。私たちが提唱するのは、企業の枠、業界の枠、世代の枠すらも越えるオープンイノベーションの実践です。閉じた世界から、開かれた共創の海へと漕ぎ出します。一社では点の改革も、仲間がいれば面になります。
ManaviTraバディ
その共創を具体的に進めるための合言葉が「ManaviTraバディ」です。これは単なる協業相手や利害関係者ではありません。同じ未来を創るという志を共有し、共に汗をかき、リスクを取り、社会課題の解決に挑む仲間そのものです。
最初のバディ
最初のバディは、探求学習の高校生たちでした。彼らはインターン(お客様)ではなく、リアルな課題に挑む共創バディです。展覧DX25秋で語った通り、私たちにない視点でManaviTraを進化させてくれる未来の希望です。
オーナー企業
このバディの輪を業界全体へと広げます。展覧DX25秋でも呼びかけたように、この構想を共にデザインし牽引する「オーナー企業(バディ)」を強く求めています。共に新たな業界標準となるプラットフォームをデザインし、社会問題を解決しましょう。
財の森の土台
ManaviTraは、このバディ達が出会い、繋がり、化学反応を起こすためのプラットフォームとなります。O&M業界、教育機関、そして行政。産学官が連携し、実践知が循環する人財の森の土台を築くことこそが、私たちの果たすべき役割です。
バディを見つける旅
オープンイノベーションとは、小難しい会議や契約のことではありません。O&Mの未来を憂い、行動するバディを見つける旅です。業界、教育、行政をも巻き込むこのバディの輪こそが、社会課題を解決し続ける、我々の最強の答えだったのです。
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