〔秘伝書③〕「不振事業の再生。ビジネス思考の秘伝52則 エピソード3/赤字から稼ぐへ ~「高くても売れる」超優良サービスづくり~」
- 第六章.5年間のキセキ⑦
- 5人の旅路 ~透明性を愛する文化の創始者たち~【3.51】
送り出した社員は25名
6年目が終わろうとしている今、チーム発足時から残るメンバーは、美津さん、加虎さん、流澤さん、谷園さん、私(小鹿)の僅か5名です。そして営業第一課MNV保守チームから送り出した社員は5年間で番頭6名を含む総勢25名です。
技術的かつ精神的柱
加虎さんと谷園さんは前身組織から合流し、ミドル層、ヤング層それぞれの技術的かつ精神的な柱でした。プレミアムキャスト制やデジタル化など、ここぞというときのリーダーシップはもちろん、滞った業務のヘルプにチームは幾度も助けられました。
加虎さんが築き上げた実績
いまのMNV保守事業があるのは、先人の一人、加虎さんが15年以上に渡って築き上げた実績によるものです。そしてキャスト制が軌道に乗ったころ「みんな小鹿課長がMNV保守事業にきてくれて良かったと思ってますよ」の一言、うれしかったです。
革命の首謀者谷園さん
谷園さんは、ユーティリティプレイヤーながら一芸にも秀で思いやりもある、唯一無二の存在です。専門チーム発足後、若手で唯一残っている理由はそこにあり、頼もしい限りです。デジタル革命の首謀者としてどこまで名を馳せるか、将来が楽しみです。
絶妙アドバイス
美津さんと流澤さんは、アラ還間近とアラフィフ越えで過酷な職場に未経験で合流しました。大所帯で目配せが足りない中、いつも絶妙なタイミングでアドバイスをしてくれます。人の繋がり面、適正な業務の面とも二人がいなければ崩壊していました。
一番頑張る美津さん
美津さんとは「昔はみんな遅くまで仕事してましたよね。変なテンションで今思えば部活みたいで楽しかったですね」と思い出話しをします。当時の解決策は「頑張る」でした。一番年長なのに一番頑張る美津さんにチームみんなが引っ張られていました。
流澤さんとの協働
流澤さんとはチーム発足以降、様々な景色を一緒に見てきました。活動を後押ししてくれる流澤さんとの協働は心強く、苦役ではなく真剣に遊ぶように仕事し、一緒に難ゲームをクリアしてきました。チームの現状は歯がゆいですが今を見守りましょう。
不振事業再生の理由
不振事業を再生できた理由を問われれば、日の当たらない事業に光をあてた組織改正、保守事業そのものに魅力があったこと、そして最後は迷わず、クセが凄いドリームチームの存在と答えます。この3つが揃ったことで再現性のある奇跡は起こりました。
- to do 98:信頼できる人の言いたい放題の一言は、真摯かつ柔軟に受け取る。
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