〔秘伝書⑤〕「スタートアップ。ビジネス思考の秘伝52則 エピソードS/思いやりは最強の武器説(フェーズⅠ:~20X6年3月) ~制約を創造の力に変える~」
- 第二章.シンカ/すごいプロジェクトミーティング④
- 第4回PJMTG/挑戦の恐怖に打ち勝つ方法 〜ポスターセッション~【5.13】
本稿は20X4年6月27日に開催した第4回「MT + P」PJMTGの冒頭挨拶の内容です。
人の本来の姿
挑戦していますか。これまで挑戦できなかった人も大丈夫です。それが人の本来の姿です。逆に気合、根性論で、無理やり挑戦させられそうになったら逃げ出すことです。根性論がチャレンジ精神を根こそぎ奪い取り、二度と挑戦できなくなる可能性があります。
恒常性維持機能
人には問題がなければ、生命、現状を維持しようとする、恒常性維持機能が備わっています。だから自然とマイナス情報を求めます。何かに挑戦しようとすると、脳は危ない、リスクの高いことをしないように、恐怖や不安の感情を出して足止めをしようとします。
恐怖と勝負しない
強いられた挑戦で危険な思いをすると、脳中に負の体験が蓄積され、より一層、恐怖や不安を指示し、リスクを取らさないようにさせます。生まれながらに挑戦に快感を得る人は稀です。脳をコントロールし、挑戦への恐怖や不安と勝負しない方法を身につけます。
ワーク➟プレイ
一つは、挑戦を怖いものではなく、楽しいものと思い込ませることです。仕事はワークではなく、色々なゲームの集まりとしてプレイしていく感覚です。ゲームといっても適当ではなく、侍ジャパン・大谷翔平のように真剣にゲームをプレイします。愉しみます。
適切な危機感
もう一つは、適切な危機感を持つことです。例えば、喫煙や飲酒は、大病を患い、脳がタバコや酒を危険と認識した瞬間、受け付けなくなります。危険やリスクを回避しようと自発的に行動が変わります。会社の生命に危険を及ぼす問題があると脳に認識させます。
事業崩壊の危機感
20X0年に始めた若手チャレンジ活動は「挑戦=楽しい」を身に付ける活動でした。だから偽装成功体験も歓迎でした。20X9年から本格化させたDX推進はMNV保守サービス員の離反によるMNV事業崩壊の危機感によるもので、当時、挑戦している感覚は皆無でした。
履歴書代わり
第4回PJMTGのアジェンダは、DXイベントのポスターセッション発表者、各KPからの進捗共有です。社外向け提案書であるリーフレットづくりとポスターセッション機会は一つの挑戦です。社外に名前を売る機会となります。キャリアが残り、市場価値も高まります。
圧倒的に強くなる
O&M業界を盛り上げるには、私たちが圧倒的に強くなることが近道です。O&M仕事の応援プラットフォーム「ManaviTra」で喜びの提供、対価として稼げる場を創ります。稼げる業界に人は集まります。今秋、ManaviTraの鍵を握る「MNVFix」の実装に挑みます。
- to do 25:気合、根性論、掛け声だけで、挑戦を無理強いしない。
- to do 26:業界を盛り上げるため、自らが圧倒的に強くなり、稼げることを示す。
コメント