〔秘伝書⑤〕「スタートアップ。ビジネス思考の秘伝52則 エピソードS/思いやりは最強の武器説(フェーズⅠ:~20X6年3月) ~制約を創造の力に変える~」
- 第三章.実践/達成状況を示すメルクマール⑤
- マーケティングの本質は市場創造にあり 〜戦略シンポジウム20X5夏~【5.32】
DX ADVENTURE
制約を創造の力に変えるという価値観が成功をたぐり寄せました。7月末日Board MeetingでのMNVトレイル社グループ向けDXイベント開催要請を受けて、9月4日に主催したDX ADVENTURE 20X5では、160名以上が参加し、未来への熱気を共有しました。
崖をジャンプ台に
5年後、あなたの仕事はどんな価値を生んでいるだろうか?この問いからSession1 DX EXPOは始まりました。非効率な業務に忙殺され、未来を考える余裕を失い、国が警告する「2025年の崖」から転落する未来ではなく、崖をジャンプ台に変える決意を示しました。
化学反応、触媒
課題と書いて、伸びしろと読む。このポジティブなマインドが出発点です。単なる分業化やツール導入ではなく、会社や働き方自体を変えます。攻守の両輪で変革する羅針盤を示し、さらに垣根を超えた化学反応を起こします。触媒はスキルマネジメント機能です。
物語のあるNo1
20X7年からは攻守の資源配分を反転させ、攻めに7割投資します。受け身の部署もプロジェクトに貢献しています。物語のある業界No1を創り出し、会社の魅力を高め、MNVトレイルソリューソンズをDX先進企業に変え、若者が働きたいと憧れる会社に変えます。
どうすれば売れる?
DXイベントの核心は、Session2 ManaviTraシンポジウムでの「攻めのDX」の象徴、担い手不足と匠の技の消失という社会課題を解決するManaviTra、稀なシニア世代主導の挑戦です。プロジェクトが進むにつれ「どうすればManaviTraは売れるか」の問いが発せられます。
未来そのものを売る
問い自体が乗り越えるべき最初の壁です。私たちは「製品を売るのではない。ManaviTraがある未来そのものを売る」のです。今回のシンポジウムの目的は、その価値観を組織に刻み込むことにあり、前例のない「市場創造」の狼煙を上げるために企画したものです。
bowhat
マーケティングとは、未来を創造する意志そのものです。人の心を動かす「物語」も不可欠です。Why(なぜ、これを創るのか)から始まります。9月15日、Whyに共鳴し、未来を共創するManaviTraバディの尽力でManaviTraプロトアプリ・bowhatが完成しました。
制約を創造の力に
創意工夫を重ねたプロトアプリがサービスの理解を深め、招待状を送った4名の経営層からManaviTra外販への力強い後押しを得ました。後日、大企業二社のバディ参加も確定しました。プロジェクトは、一月後にイベント開催という制約を創造の力に変えました。
- to do 61:「課題」は「伸びしろ」としてポジティブに捉えて見つけ出す。
- to do 62:商材は「なぜ創るのか(Why)」から始め、その答えを物語として語る。
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