ハートの弱い部下の「叱り方」が分からない。(50代会社員)【Q&A003】

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ハートの弱い部下への「𠮟り方」について、ハラスメント禍(特にパワハラ)でも良い指導方法ありますか。(50代会社員)【Q003】

A003. 

①日頃から部下に関心を持ち、信頼関係を築いておきます。話す以上に聞くことが大切です。これがないとほめても叱っても「いつも見てないくせに」となり、響きません。次に相手の世界を「性格」と「性格以外の要素」に分けて理解します。

②本人と切り離して具体的に好ましくない行動を指摘し、「頑張る」以外の解決策を一緒に考えます(なぜ?ではなく、どうしたら?)。年齢差があるのであれば間接的でも良いです。間違っても性格を変えさせようとしないことです。

③叱るときは目線の高さを合わせます(私は常に立って話します)。好ましい行動を示し、最後に「どう思うか?」を本人に尋ねます。

⇒もしも性格に問題がある場合は、私なら叱るのではなく、弱みを強みに変換し(おおざっぱ→行動力がある)、新たな活躍の場を提供します。問題への対処は、構造・しくみを変えることで防げないかを考えます。人への対処は、価値観が変わるような経験機会を提供できないかを考えます。

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