【活動記録⑤】「声を出す」ことから始まる健康づくり 〜音読トレ体験で見えた、これからの生き方〜

小川そうし 東海市アップデート宣言 2030

先日、知多市内で行われた「音読トレ」の体験セミナーに参加してきました。

会場は温かい熱気に包まれ、参加された皆さんの生き生きとした表情がとても印象的な時間でした。

■ 伸びた10年を、どう豊かに生きるか 
この50年で、日本の平均寿命は10年以上も延びました。 長く生きられる時代になったからこそ、日々の身体と心の「手入れ」を自分自身でどう行っていくかが問われています。

足腰の衰えであれば、杖やカート、誰かの手を借りて歩行を補助することができます。しかし、「喉の力(飲み込む力)」だけは、他人が代わることはできません。飲み込む力が落ちると食事を楽しむことが難しくなり、点滴や胃ろうに頼らざるを得なくなって体力が一気に低下してしまう——。 喉を鍛え、誤嚥性肺炎を防ぐことが、健康寿命を守るための極めて重要な鍵であることを改めて実感しました。

■ なぜ今、「音読」なのか 
核家族化が進み、連絡もメールやSNSで済む便利な時代になりました。その一方で、私たちが日常の中で「声を出して話す機会」は想像以上に減っています。

朗読や読み聞かせのように「誰かに聞かせるための声」ではなく、自分のために声を出す「音読」。 それはまるで、自分の心と向き合いながら筆を走らせる「己書(おのれしょ)」の世界にも通じるものがあります。上手い・下手ではなく、自分自身のために自分のペースで実践できる、素晴らしいセルフケアです。

実際に声を出して文章を読んでみると、驚くほどのメリットを実感します。

 気持ちがすっと落ち着き、内側からやる気が湧いてくる

 深く息を吸って発声することで、ストレスが自然と解消される

 目・耳・口・脳をフル活用する「脳の全身運動」で、頭がシャキッと活性化する

 喉の筋肉をしっかり使うことで、誤嚥性肺炎の予防につながる

■ 声を響かせ、つながりを育む 
大きな声を出すと、自然と笑顔になり、心にパッと灯りがともるような感覚になります。

一人ひとりが声を出し、笑顔で健康を維持し、世代を超えて人と人が温かくつながり合える地域をつくっていくこと。自分自身の心身を整える「音読」の輪が広がれば、毎日の暮らしはもっと豊かで活力あるものになっていくはずです。

これからも、声を通じた健康づくりや、人と人との心地よい結びつきを支える活動に、一歩ずつ丁寧に関わっていきたいと思います。

「GO To 2033 ── 3つの変革、3つの主役、響きあうマチ。」

2026年8月28日 小川そうし 
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