10月3日、東海市の隣町にある大同大学の公開講座「まなびの広場2026後期」(テーマ:安心・安全なくらしを守るライフライン)(▶大同大学HP)の初回、名古屋学院大学連携講座「社会保障どうなる?どうする?ーこれからのあり方を考えるー」(講師:村上寿来・名古屋学院大学現代社会学部教授)に参加してきました。
昨年からスタートした本講座も、第3クール目を迎えます。開講にあたり学長から「大学は学生だけが勉強する場ではなく、地域の方々が学べる場として開講している」という心強いお言葉があり、昨年8月に設立した「東海クロス・ラボ」の活動意義を今一度深く噛みしめる貴重な機会となりました。
🌐 社会保障の原点と超高齢社会のリアル
講座は、「社会保障=Social(助け合い)+Security(安全・安心)」という言葉の定義からスタート。 社会保障の基本である、
社会保険(医療・労災・年金・雇用・介護)
公的扶助(生活保護)
社会扶助(社会福祉:高齢者・児童・障害者・母子父子)
これらを丁寧に整理していただいた上で、最新の平均寿命や出生数・出生率のデータから、高齢化と社会保障の課題にスポットが当てられました。
中で最も衝撃的だったのが、「2020年から2050年にかけて高齢者が急増するのは、実は大都市部である」という事実です。愛知県は、東京・神奈川・大阪・埼玉に次いで全国第5位。上位10都道府県以外はほとんど変わらない県も多い中、超高齢社会の実態には大きな地域格差が存在しています。
今回、愛知県市町村のデータ(「現代の社会保障/足立正樹編著/高菅出版」等のデータを最新化したもの)を拝見してさらに驚きました。 65歳以上の高齢者数・増加倍率(2020年→2050年)は、県内70市区町村のうち:
大府市:12位、東海市:23位、半田市:26位、常滑市:28位、阿久比町:29位、東浦町:31位、武豊町:35位 となんと、知多半島の7市町が上位半分の中に集中しているのです。さらに知多市52位、美浜町63位、南知多町67位と続きます。

🤝 地域格差を受け入れ、コミュニティが主体となる仕組みへ
このデータが示す通り、高齢化の実態は地域によって大きく異なり、直面する課題も千差万別です。全国一律の画一的なシステムでは上手くいかず、「地域コミュニティが主体的に課題解決に取り組むことが可能なように活性化されること」が何より急務であることが理解できました。
地域格差の存在を積極的に受け入れ、住民の意思を集約・反映する仕組みとしての「地域ケア会議」の重要性や、自助・共助・公助を適切に組み合わせた新たな保障モデルの確立が強く求められているとのことです。質疑応答の場面では、「ボランティアに頼りすぎることの問題点」や「古き良き時代の助け合いの形にヒントがあるのでは」といった意見が飛び交いました。
🌱 東海クロス・ラボの挑戦はここから
私たち「東海クロス・ラボ」は、東海市を拠点に、今の東海市、ひいては知多半島に必要な現在7つの政策普及を検討しています。 地域の安心・安全なライフラインを守り、誰もが取り残されない未来を創るため、こうした多様な学びの場やオープンな対話の場を借りながら、政策の解像度をさらに高め、ブラッシュアップしていきたいと考えています。
もちろん、私たちが生み出すアイデアや施策は、地域の皆さんに自由にオマージュしていただいて構いません。最速で東海クロス・ラボが描く未来を実現することが望みです。みんなで知恵を出し合い、知多半島から、そして東海市から、新しい時代の共助のかたちをデザインしていきましょう。
誰もが取り残されない未来を創るには、行政任せでもボランティア任せでもなく、私たち住民が主体となるコミュニティの力が不可欠です。「東海クロス・ラボ」では、こうした地域課題に挑む仲間や、政策の壁打ちにつき合っていただける方をいつでも大歓迎しています。あなたも一緒に、新しい地域の未来を描いてみませんか?
2026年10月3日 小川そうし
🦁☝️ この指、とまれ!
GO To 2033 ── 3つの変革、3つの主役、響きあうマチ。



コメント